「一瞬のアダージョ」~第23回 2007年 ダンロップフェニックス


石川遼がアマチュアで
初優勝したのが2007年。
その年のダンロップフェニックスで
僕は初めて彼をファインダーに収めた。

もうすでに時の人になっていて
どんなプレーをするのか
ロサンゼルスからワクワクした気分で帰国した。

高校1年生の遼は恐れるものは何もなく
ただひたすらピンをめがけてプレーしていた。
その眼差しにギャラリーだけではなく
我々カメラマンも翻弄されていた。

ショットは曲がるものの、
それがまた魅力に感じる
何かを秘めていた。

最近はJGTOの選手と接する機会が多いが
今、一気に若い世代が力を発揮し始めている。
彼らの多くは遼をテレビで観て、
自分も自分もと上を目指してきた。

何かと男子ツアーは
ネガティブな目線で見られがちだが、
マグマは確実に爆発の機会をうかがっている。

コロナ禍で試合が思うように始まらないが
この期間をどう過ごすか。
彼らの今後の活躍は
またさらに遼のプレーに火をつけるに違いない。

フェニックスカントリークラブ

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