旅する写心 〜「貌(FACE)―宮里藍」

宮里藍は長いスランプから
一筋の光明が見えてきた。
一時は諦めていたオリンピック出場も
ひょっとしたらと思えるような位置に
急上昇。

これまでも米デビュー後、
ドライバーのスランプに
陥った事があったが、
見事克服し2009年
エビアンで初優勝。
今回のパッティングの不調は
パターの変更から始まった。

周りの心配とは裏腹に
彼女の目はずっと輝いていた。
決して諦めない、
それが宮里藍の真骨頂だ。

宮本 卓Taku Miyamoto

1957年、和歌山県生まれ。神奈川大学を経てアサヒゴルフ写真部入社。84年に独立し、フリーのゴルフカメラマンになる。87年より海外に活動の拠点を移し、メジャー大会取材だけでも100試合を数える。世界のゴルフ場の撮影にも力を入れており、2002年からPebble Beach Golf Links、2010年よりRiviera Country Club、2013年より我孫子ゴルフ倶楽部でそれぞれライセンス・フォトグラファーを務める。また、写真集に「美しきゴルフコースへの旅」「Dream of Riviera」、作家・伊集院静氏との共著で「夢のゴルフコースへ」シリーズ(小学館文庫)などがある。全米ゴルフ記者協会会員、世界ゴルフ殿堂選考委員。

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