旅する写心 〜涙が止まらない

涙が止まらない。
ただただ悔しい。
スタートから3ホールで7打差に開いたが、
諦める事なくチャンスを待った。
オリンピックにどうしても出たい。

残り3ホール、その渡邉彩香に
16番ホールでチャンスが来た。
首位のレキシー・トンプソンは
左ラフから脱出できず再び左ラフへ。
4打差を追う渡邉はフェアウェーセンター、
前には大きな1本の木が立ちはだかっていた。
一瞬逡巡した。
しかし結果は、、、

ホールアウト後の溢れる涙、
糧にするに違いない。

宮本 卓Taku Miyamoto

1957年、和歌山県生まれ。神奈川大学を経てアサヒゴルフ写真部入社。84年に独立し、フリーのゴルフカメラマンになる。87年より海外に活動の拠点を移し、メジャー大会取材だけでも100試合を数える。世界のゴルフ場の撮影にも力を入れており、2002年からPebble Beach Golf Links、2010年よりRiviera Country Club、2013年より我孫子ゴルフ倶楽部でそれぞれライセンス・フォトグラファーを務める。また、写真集に「美しきゴルフコースへの旅」「Dream of Riviera」、作家・伊集院静氏との共著で「夢のゴルフコースへ」シリーズ(小学館文庫)などがある。全米ゴルフ記者協会会員、世界ゴルフ殿堂選考委員。

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